【2024年版】何もしない贅沢を!箱根のおこもり宿10選
2024.2.29 / 投稿者:ハコーダ編集部
何もしない贅沢を!箱根のおこもり宿10選
旅先でのお楽しみはやっぱり食事。しかも完全プライベート空間でのお部屋食なら、例えば小さいお子さんがいても気兼ねなく、メイクを落としたお風呂上りでも、周囲を気にせずゆっくり食事を楽しめますよ。そこで今回は、HACOODAおすすめのお部屋食と温泉が楽しめるお宿をご紹介。館内施設も充実していますよ。
箱根吟遊
眼下に早川渓谷を、目の前に箱根連山のパノラマを望むラグジュアリーな温泉旅館は「日本一予約の取れない宿」として有名な「箱根吟遊」。全てのゲストルームに眺めのよい温泉露天風呂を配し、最上階には絶景インフィニティ風呂があり、豊かな自然に癒されながら心ゆくまで湯浴みを楽しめます。
お食事は、夕朝食ともにお部屋食。ディナーは、移ろう季節を目と舌で味わう月替わりの懐石料理。相模湾で揚がったとれたての鮮魚、国産和牛「相州牛」、鎌倉野菜など、選りすぐりの食材を、確かな腕の料理長が味わい深く、美しく仕上げ楽しませてくれます。いずれのお部屋も寝室とは別にダイニングルームが設けられ、スタッフが寝室を通ることなく料理が運ばれるのもゲストにとってはありがたいもの。日本酒やウイスキー、シャンパン、ワインなど料理に合わせペアリングで楽しむのもおすすめです。和食と洋食から朝食を選べるのもうれしいですね。
源泉茶寮 玄 箱根強羅
食事やスパも客室で―。そんな“究極のおこもりステイ”がかなう、わずか18室のプレミアムな湯宿です。強羅でも高台に位置し、全客室から大文字焼が有名な明星ヶ岳などの山々や遥か相模湾までも見渡せ、美しい夜空や朝の光にも癒されます。大パノラマを独り占めにする広々としたデッキには、源泉かけ流しの露天風呂が備わり、客室の平均面積は88㎡とゆとりの広さ、三世代や小さな子連れファミリー2組などでの利用にも重宝です。
夕食も朝食も全室お部屋だし。なんと客室フロアに調理場を備え、炊き立て、揚げたてを堪能できます。献立は移り変わる旬の味覚をうつした自然派フュージョン懐石を。ていねいにとった出汁を基本に、繊細な和の技術と大胆な創意工夫を組み合わせた心に響く料理の数々を堪能できます。地元相模の新鮮魚介に土鍋ご飯、汲み上げ豆腐や自家製ヨーグルトなど、体にやさしいメニューを味わう朝食も楽しみです。
小田急 山のホテル
岩崎小彌太男爵の別邸跡地に佇む由緒正しきリゾートホテル。晴れた日には秀峰・富士を望む芦ノ湖畔に立ち、庭園では四季折々の花々に囲まれた散策を、開放感あふれる大浴場では森林浴気分を楽しめます。ゆっくりお部屋食をいただけるのは、客室風呂に肌に優しい自家源泉のアルカリ性単純温泉を引いた「温泉付き和洋室」。窓の向こうに広大な庭園を望み、車いすをご利用の方でも使い勝手が良いようにベッドスペース、畳コーナーを備えたユニバーサルタイプとなっております。
夕食は、お部屋食でご利用いただける特別メニューで、本場で修業したシェフによるフランス料理、経験豊富な和の料理人による彩り、盛りつけともに美しい日本料理からチョイスできます。朝食も、卵料理などが選べるスタンダードな洋食メニュー、小鉢6種や自家製豆腐などが楽しめる和朝食から選べるのもうれしいですね。
離れ 山家荘
多くの観光客でにぎわう箱根。特に箱根湯本は箱根の玄関口として、温泉街情緒にあふれ最もにぎわいを見せるエリアです。そんな箱根湯本から滝通りを抜けた場所に現れる茅葺屋根の門扉。箱根でも珍しい、全5棟からなる一軒家宿の「離れ 山家荘」です。日本庭園の中に点在する趣の異なる客室は、客室の温泉と、専用の貸切風呂があり心行くまで湯浴みを堪能。
湯浴み後の楽しみの食事は夕・朝ともにお部屋だしで。宿自慢の料理長の旬彩料理は、見た目も美しく一品一品にこだわりぬいた懐石料理。季節ごとに旬の食材を活かして立てられる献立は常連も多いのも納得です。朝食は、箱根の名水を使用した箱根湯本で手造りしている豆腐や小田原名物の干物や蒲鉾、いいち味噌を使用したお味噌汁等地元の味をお楽しみいただける和食膳も堪能できます。
金乃竹 仙石原
ススキ草原に近い仙石原、なだらかな坂の途中に佇むラグジュアリーな温泉旅館です。建物は緑の木々と黒板塀に囲われミステリアス、「竹取物語」をイメージしてしつらえた館内もスタイリッシュで、神秘的な雰囲気に包まれています。チェックインからチェックアウトまで、宿のスタッフを除き誰とも顔をわせることのない完全おこもりステイが可能で、プライベートを重視したい人にぴったりです。
食事は夕朝食ともにもちろんお部屋だし。宿オリジナルのふんわりとした「泡の塩」でいただくお造りなど、京都の料亭で腕を振るった料理長による華やかで味わい深い京懐石のフルコースを堪能できます。朝食も、地元や産地にこだわった食材によるおかずが盛りだくさん。お米マイスターが厳選した白く艶やかな釜炊きごはんが進みます。金の竹が輝く水盤が幻想的なバー、タイ古式を取り入れたオールハンドトリートメントに癒されるスパの利用もおすすめです。
強羅花扇 円かの杜
飛騨高山にルーツをもつ強羅花扇(ごうらはなおうぎ)が営む、ハイグレードな隠れ宿が「円かの杜(まどかのもり)」です。丸窓など円のモチーフを随所に取り入れた畳敷きの館内には、どっしりした梁や一枚板のテーブルなど、飛騨の匠による見事な技が息づき、銘木が醸す安らぎに満ちています。回廊に沿って配された全客室には源泉かけ流しの専用露天風呂を備え、和モダンな空間と飛騨の優美な木製家具でくつろげます。
お部屋食プランでは、姉妹館「強羅花扇」の板場を束ねる総料理長が腕を振るう月替わりの会席料理を。相模湾で揚がる魚介をメインにお造り、焼き物、蒸し物など13品ほどからなる多彩なコースメニューを堪能できます。朝食もお部屋で、海の幸と山の幸を組み合わせた健康的な和献立を。釜炊きごはんのほか、朝粥の用意もあります。
ラ フォーレ箱根強羅 湯の棲 綾館(あやのかん)
囲炉裏リビングなど、靴を脱いで自然体でリラックスできる「ラフォーレ箱根強羅 湯の棲」に新たにオープンした、全室温泉露天風呂付きの新館が「綾館(あやのかん)」です。眺めのよい客室露天にゆったり浸かれば、身も心もゆるりとほぐれます。
お部屋食プランを選べば、料理箱で提供される目にも鮮やかな小皿料理など部屋食限定のディナーを味わえます。一つひとつの料理は色鮮やかで滋味深く、目でも舌でも楽しめますよ。どのメニューもお酒に合うので、お好きな方はワインや日本酒などとともにゆったり味わうのもいいですね。朝食は「箱根おばんざい」をはじめとした体にやさしい献立で、竹の皮に包まれた日替わりのおにぎりに和みます。湯上りに囲炉裏リビングでドリンクを飲みながらくつろいだり、洗練されたグッズがそろうスーベニアショップをのぞくのもおすすめです。
仙石原温泉 仙郷楼
箱根仙石原にある明治2年創業の「仙石原温泉 仙郷楼」。渋沢栄一、大倉喜八郎、住友吉左衛門、山縣有朋、原敬など名だたる著名人が足しげく通った由緒正しき人気旅館です。その仙郷楼の中でも特に好評なのが「別邸 奥の樹々」です。広々とした和の空間をしつらえた離れは、全室に乳白色の露天風呂付きの6室で露天風呂につながる寝室のプライバシースペースとお食事部屋とに分かれており、ゆったりとした時間を楽しむことができます。
源泉掛け流しの白濁の湯を堪能した後は、お部屋出しの夕食を。先付け・前菜から始まる12~13品、月替りの懐石料理です。地のものをはじめ、全国の素材を吟味し、一品ずつ手作りの食事に舌鼓。もちろん器にもこだわりがあり、繊細な料理との調和は見ても楽しくなります。朝食ももちろんお部屋で自分へのご褒美宿に最適です。
ホテル仙景
情緒あふれる須雲川沿い、落ち着いた雰囲気の滝通りに佇む温泉宿。趣の異なる全客室に源泉が引かれ、時間も周囲も気にせずに心ゆくまで湯浴みを堪能できるのが魅力です。日本文化を何よりも大切にする「ホテル仙景」が、創業時から守り続ける伝統がお部屋食と仲居さんのおもてなしです。
中でも最上階に誕生した2室のみの特別室「観月」と「山月」では、客室内の和室だけでなく、山並みや心地よい風を感じられるオープンテラス、暑い日や雨の日でも快適なクローズドテラスから好きな食事場所選ぶことが可能。多くの宿が点在する箱根の中でも、ここまで自由度が高い客室はありません。お楽しみの夕食は、季節と地のものを大切にした目でも味わえる日本料理。35年分のレパートリーをもつ箱根出身の料理長が自慢の腕を振るいます。朝食の名物は、平飼いされた鶏の有精卵を味わう卵かけごはん。地元豆腐店のお豆腐を使ったやさしい味の豆乳湯豆腐も好評です。
強羅温泉 雪月花別邸 翠雲
四季よりも細かい季節の移ろいを表す暦「二十四節気」。その繊細な美しさや自然が織りなす風景を五感で感じられる大人の湯宿、そこが「強羅温泉 雪月花別邸 翠雲(せつげつかべってい すいうん)」です。お部屋食のプランでは、最上階に位置する広々50㎡の「和ツインデラックス」を確約。小上がりのくつろぎスペースと寝室に分かれた間取りで檜が香る温泉露天風呂も付き、プライベートを大切にゆったり滞在できます。
そんな快適なお部屋でいただけるのは、月替わりの茶懐石風会席のディナー。素材の持ち味を引き出す調理と繊細な盛りつけ、こだわりの器で提供され、目で愉しみ、香りを味わい、舌鼓を打つような料理の数々が楽しめます。チェックイン時には和菓子とお茶でリラックス、女性ゲストにはオーガニックのアメニティが用意されているのもうれしいですね。貸切り風呂は予約不要、空いていれば何度でも利用できます。