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レトロかわいい春の旅「レトロTRIP 箱根編」

レトロかわいい春の旅「レトロTRIP 箱根編」

2024.4.04 / 投稿者:ハコーダ編集部

「レトロかわいい春の旅「レトロTRIP 箱根編」」のメイン画像

レトロかわいい春の旅に出かけよう♫

人気の温泉観光地・箱根には、国登録有形文化財を生かした施設やパワースポットとして知られる神社、長く愛されてきた名物を扱う老舗、古民家を再生したカフェなど、レトロを感じるスポットがたくさんあります。箱根ならではの歴史や文化に触れながら町を歩けば、箱根の奥深い魅力を発見できるはず。春のうららかな風に誘われて、懐かしくてかわいいレトロな旅に出かけませんか♡

箱根暁庵本店 暁亭

約150年前に建てられた明治時代の日本家屋で、こだわりの手打ちそばが味わえるお店です。使われている建物は、旧「箱根暁庵本店 湯本店」に隣接する国有形登録文化財「暁亭」。幕末から明治にかけて活躍した軍人で政治家、山縣有朋が夫人のために設けた離れ家で、小田原から早川沿いの現在地に移築。建築当時の梁や柱を生かしながら修繕工事を行い、「箱根暁庵本店 暁亭」としてよみがえりました。

光が乱反射することでゆらぎが生まれるレトロなガラスは、現在では製造できないほど貴重なもので、このガラス越しに望む庭園も実に風雅です。

自慢のそばは、品種や産地、挽き方、打ち方、水や素材などのすべてにこだわり、香りと食感、のどごしともに秀逸。前菜や刺身などが付く御膳ものやざるそば、自然薯を使った「淡雪蕎麦」などのほか、揚げそばを使った「暁サラダ」や「そばがき」などの一品料理、「そばかりんとう」などのお土産などもそろいます。

INFORMATION詳細情報

■箱根暁庵本店 暁亭
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋182-7
[TEL]0460-85-7330
[営業時間]ランチ:月・火・木・金・土・日 11:00~16:00(L.O.15:30)
ディナー:金・土・祝前日 17:00~21:00(L.O.20:00)

[定休日]水曜日
[HP]https://akatsukian.jp/
[Instagram]@hakone_akatsukian

箱根 甘酒茶屋

江戸の昔から東海道を行き交う人々が喉を潤し、旅支度を整えた峠の茶屋。かつては箱根八里に13軒の茶屋があったそうですが、今に残る唯一の茶屋が13代続く「甘酒茶屋」です。

酒粕から作る甘酒とは異なり、米麹と米だけで仕込む「甘酒茶屋」の甘酒は、自然のやさしい甘みで誰でもすっと飲めるのが特徴。麹菌の力で作られたブドウ糖でほんのり甘く、ビタミンB群や葉酸、食物繊維、必須アミノ酸などの栄養成分も豊富、江戸時代の「総合栄養ドリンク」「飲む点滴」とも呼ばれるほどです。お酒と名前は付いていても、ノンアルコールなので車を運転する人や小さなお子さんにも安心。

どっしりした茅葺き屋根の下、固く踏み固められた土間をランプがやさしく照らす店内で甘酒を味わえば、まるで江戸の旅人気分に浸れます。備長炭でふっくら焼き上げた「力餅」、夏は自家製シソジュースや手作りシロップのかき氷も人気です。

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ちもと

箱根湯本駅前のにぎわいを少し離れた滝通り、その入口に昭和25年に創業した老舗和菓子店が「ちもと」です。のれんを掲げて70余年、先代から受け継ぐ製法をそのままに、添加物など人工的な素材は極力使わず、素材の力で創り上げる体にやさしい和菓子をその日その日の作りたてで提供しています。

看板商品は、温泉に浸かった柔肌を思わせるなめらかさが自慢の「湯もち」。白玉粉を練り上げた柔らかいお餅の中には、早川の岩石になぞらえた本練羊羹、柚子の香りもさわやかで、一度味わうと忘れられないお菓子に仕上がっています。

ほかにも、「箱根馬子唄」にちなむ愛らしい鈴をかたどった最中「八里」、刀の鍔を模した香ばしい皮で粒あんを挟んだ「与五郎 忍」など、地元・箱根にちなむ銘菓がそろいます。滝通り本店に加え、レトロな洋風の建物を店舗にカフェを併設する駅前通り店もあり、抹茶や煎茶とともに「ちもと」のお菓子を味わえます。

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富士屋ホテル

夏目漱石やチャールズ・チャップリン、ジョン・レノンなど国内外の著名人も滞在した「富士屋ホテル」は、明治18年に開業した日本初の本格リゾートホテル。令和4年には2年以上におよぶリニューアルを終え、歴史と風格が漂う内外装はそのままに、より快適な滞在を楽しめるホテルに生まれ変わりました。

社寺建築を思わせる「本館」、明治期の洋風建築の典型とされる「西洋館」、風雅な意匠の「花御殿」はいずれも国の登録有形文化財。高台に建つ「フォレストウイング」最上階には待望のスパ(大浴場)も誕生し、4棟それぞれ趣のある客室でくつろげます。

高揚感あふれる空間が魅了するのは、「メインダイニングルーム・ザ・フジヤ」。高さのある折上げ格天井やチーク材をヘリンボーンに敷き詰めたフロア、随所に施された彫刻なども圧巻です。貴重な史料や品々にふれられる花御殿地下1階の「ホテル・ミュージアム」を訪れれば、ホテル滞在がより印象深いものになりますよ。

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渡邊ベーカリー

宮ノ下のメインストリート、セピア通りの坂道に明治24年に創業した老舗ベーカリーです。パンの形の吊り看板に赤レンガ、ウッディで落ち着きある店構えは、どこかヨーロッパの町のパン屋さんを思わせます。

箱根の豊かな湧き水を使って焼き上げるパンは、毎日の食卓に欠かせない「箱根山ブレッド」、小田原産の梅を丸ごと一つ忍ばせた「梅干しあんぱん」、季節のパンなど50種類以上。

なかでも1番人気を誇るのが、「箱根駅伝の選手を応援する人たちに温まってもらいたい」と、約30年前に考案された「温泉シチューパン」です。この名前は、宮ノ下周辺がかつて「温泉村」という地名であったことにちなんでおり、丸く焼かれたフランスパンの中には牛肉、ジャガイモ、ニンジンなどがゴロゴロ入った熱々のビーフシチューがたっぷり。店内で味わえるほかテイクアウトも可能ですが、シチューが入っているので30分以内に食べるのがおすすめです。

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NARAYA CAFE

江戸時代には湯治宿、明治時代はホテル、その後は純日本旅館として宮ノ下で300年の歴史を刻んだ「奈良屋旅館」。その名を引き継ぎ、宮ノ下駅近くで営業するのが「NARAYA CAFE」です。かつての従業員寮など、築約50年の木造家屋をプロの職人とオーナー夫妻によるセルフビルドでリフォーム。旅館時代の温泉を引いた足湯を中心に、自然素材の温もりにあふれるカフェやクラフトショップ、ギャラリーなどを備え、旅行者の交流拠点となっています。

カフェメニューは、釜焼きピッツァやチーズドックなどの軽食、あんこを選べるひょうたん最中「ならやん」ほか季節のスイーツ、バリエーション豊富なコーヒーや世界のビールまでバラエティ豊か。

さらには、物置小屋を改装した水着着用のサウナも誕生(男女兼用・予約制)。高温過ぎないフィンランド式で、熱した石に水をかけ蒸気を作るロウリュも可能。ととのいスポットとしても注目です。

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仙石原茶屋

仙石原すすき草原前にオープンした、コミュニティカフェです。長年地元で愛された金時食堂をリノベーションし、檜の丸太や欅の木をふんだんに使った温もりのある空間に生まれ変わりました。ほっとくつろげる店内では、自然と地元の方や観光で訪れる方の交流が生まれたりと、仙石原の新たな集いの場となっています。

イートインはお店に入ってすぐの一枚板の長椅子と奥の大テーブルで可能です。外の長い木製ベンチはペットと一緒に利用できます。

人気の「ほろ苦レトロプリン」やふわふわの「シフォンケーキ」にたっぷり使われているのは、店主こだわりの愛川町産の地卵。レトロな食器で出てくる硬め食感の四角いプリンは、誰もが写真に撮りたくなる可愛さで、テイクアウト用のプリンもあります。他にも仙石原茶屋ブレンドや季節の自家製ジュース、濃厚な味わいを楽しめるソフトクリーム、季節に合わせた多彩なメニューがそろい、居心地の良さも相まって何度でも足を運びたくなりそうです。

INFORMATION詳細情報

■仙石原茶屋
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246-122
[営業時間]11:00-18:00
[定休日]水曜、木曜
※営業日や営業時間変更など、最新情報はSNSを確認してください
[Instagram]@sengokubarachaya

川辺光栄堂

白い薄紙でていねいに包まれたレトロなデザインの缶を開けると現われるのは、素朴な見た目が懐かしい手焼きせんべい。創業した明治12年から、このおせんべい、「鉱泉煎餅」の大小のみを販売し続けるお店が「川辺光栄堂」です。宮ノ下交差点のすぐ近くにあり、いくつもの時代をくぐり抜けてきた趣ある店構えや看板、ショーケース、何もかもがノスタルジック。

ちなみに「鉱泉」は湧き水のこと。宮ノ下の湧き水に小麦粉、卵、砂糖などを合せ薄く丸く焼き上げた「鉱泉煎餅」は、ゴーフレットのようなやさしい甘さとサクサク軽い食感が特色で、飽きのこない素朴な味わいはコーヒーやお茶請けにぴったりです。かつて横浜に居留していた外国人の箱根土産としても重宝されるなど、箱根・宮ノ下の銘菓として長く愛されてきた歴史ある味をぜひ味わってみませんか。日持ちがよいのでお土産にも最適です。

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箱根強羅公園

神山や早雲山などの火山性堆積物が地盤を作る強羅は奇岩・巨岩が多く、かつては原野に無数の岩石が散在する荒涼とした地でした。そんな強羅に、箱根登山鉄道の前身である小田原電気鉄道を施設する計画が生まれ、それに先立ち大正3年に開園したのが「箱根強羅公園」です。

傾斜地に造られた日本初のフランス式整形庭園として知られ、正門や石段や石壁などが完全な形で現存している「箱根強羅公園」は全国的に珍しく、歴史的・文化的価値から国登録記念物にも登録されています。園内では一年を通じてさまざまな花々が咲き、春と秋に約200品種・1000株のバラが咲き薫る「ローズガーデン」が人気。

噴水を見下ろすテラス席で味わう「強羅カレー」、「フルーツにんじんサンド」など良質な食材が使われたサンドイッチも人気があり、由緒ある茶室でのお茶席、陶芸やとんぼ玉などのクラフト体験も好評。多彩な過ごし方ができるスポットです。

INFORMATION詳細情報

■箱根強羅公園
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
[電話番号]0460-82-2825(電話受付 9:00~17:00)
[営業時間]9:00~17:00
※入園は16:30まで
[定休日]なし
[Instagram]@hakone_goura_park

箱根神社

芦ノ湖に浮かぶ人気撮影スポット「平和の鳥居」、そこから続く石階段の参道を上り切った高台に鎮座するのが、関東屈指のパワースポットとして知られる「箱根神社」です。創建は奈良時代の757年、源頼朝、徳川家康など名だたる武将に篤く崇敬されてきた歴史があります。林立する老杉に抱かれた境内に流れる厳かな空気にふれると、まるで心が洗わるよう。

箱根大神を祀るご本殿にお参りしたら、商売繁盛や縁結びにご神徳がある「九頭龍神社新宮」も参拝し二社参りを。時間にゆとりがあれば、箱根園からロープウェーでアクセスできる「箱根元宮(もとつみや)」を合せた三社参りがおすすめです(三社をお参りすれば日を改めてもよいそう)。

広い境内には、県天然記念物のヒメシャラ純林、樹齢1000年を超えるご神木「安産杉」、重要文化財に指定された坐像や絵巻など貴重な宝物を展示する「宝物殿」などもあり、見どころいっぱいです。

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